役立つテクニックと知恵




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第四話 マーケティング思考は大義名分の組立てに役立ちます

例えば、
あるシェーバー企画が立ち上がって、それをどう具体化
するかの検討に入った時、意見を求められたとします。

 

この商品のカタログを作るにあたり、訴求効果を
高めるためには、何に留意が必要か?
というテーマだったとします。

 

どう答えましょうか!?

 

「見やすくわかりやすいカタログにすべきだと思います」
なんて、
個性のないありきたりの意見をあなたは言わないですよね。

 

 

「視点を変えて検討する必要があると思います」

 

「例えば?」

 

「そのシェーバーは男性用ですから、男性が好む色使いや、
切れ味を連想させる直線的なデザイン構成が良いように
考えられますが、果たしてそれでいのでしょうか?」

 

「はい、それで?」

 

「シェーバーは男性用であっても、カタログを手に取る人は
かならずしも男性とは限りません。
奥さんが旦那さんから頼まれてカタログを取りに来た
のかもしれませんし、恋人が彼氏へのプレゼントかも知れませんし、
成人の娘さんが父親への感謝のプレゼントの場合もあり得ます」

 

「それで?」

 

「となると、カタログの表現は、こういった女性の手が伸びやすい
そういう雰囲気を持たせなければならないと思います」

 

「で、君はどうしたいのかね?」

 

「はい、それで私は、売り場で、シェーバーのカタログを手に取る
人はどのような人なのか本格的に調査に入りたいと思います」

 

 

さて、あなたは、この一連の流れをどのように感じました?

 

確かに途中までは筋が通っていましたね。
結構説得力ありましたね。

 

でも、結論がいただけませんね。

 

『本格的調査?』この人の意見は何を優先すべきか、ピントが
ずれてしまいましたね。

 

その程度のことは2〜3の売り場を回って、売り場担当者に
尋ねれば解決しますよね。

 

どこに盲点があったのかといえば、
いかにカタログを手にとってもらうかは、確かに重要課題
なのですが、課題解決のための大義名分として本格調査に
結びつけてしまった点です。

 

つまり、コストパフォーマンスと、時間の浪費の概念が
欠落していました。

 

大義名分は、自分に通用するだけでなく、他の人にも説得が
可能な内容でなければなりません。

 

自分だけに通用する内容のものは、一般的に【ひとりよがり】
といって、全く歓迎されません。

 

今回の企画会議では、主導権をとりそこねました。
次回はもっと戦略的に話を展開させたいですね。

 

 

第五話では今回の内容に関連しますが、あまり、大義名分を
振りかざしますと孤立してしまう場合があります。
孤立を避けるための思考法を考えましょう。

 

 

 




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